先日、初めてチベット医学の先生にお会いしました。
小川康先生はチベット医の資格を持つ初の日本人。
チベット医学はアーユルヴェーダが元になっている医学。その考え方は似ている部分もあります。
今回は医学生時代のことなどをお話ししてくださいました。
医学生は毎年山に入って薬草を取りに行くのが必須らしく、村の人達は必ず生きて帰ってきてねと願うほど、険しい山へ入っていくそうです。命がけの仕事です。いい医者は腕ではなく、ふくらはぎwと小川先生が冗談で言っておられました。
資格試験は分厚い医学書を暗記し先生や村人達の前でひたすら暗唱。一人3時間半~かかるそうです。もちろんチベット語。
言語の壁、環境の壁、文化の壁を乗り越えた小川先生はすごい!
医学生の話などを聞いていて、チベットの人達は与えられた命を懸命に生きぬく、生命エネルギーがすごいなと感じました。
小川先生も大地のエネルギーを醸し出している。いい意味で土臭いというか、生命エネルギーをぶんぶん出しているように思いました。
声が大きくて、ノンストップでしゃべり続けられる人、だと思います。
アジアを旅行してるときに感じる生きるエネルギー。そのエネルギーに身体が反応して元気が出てくる。私も大地を生きてるんだなーと思い出させてくれる。そんな感覚を今回のワークショップで思い出しました。
アジアでもリゾート地では感じないなー。
小川先生が経営されてる長野県の森のくすり塾、いつか行ってみたいな。